このHP事業を行うための知識とやる気を与えてくれたのは高橋のりさんの本でした
8年ほど前から、副業としてウェブ業を続けてきていましたが、将来的な事業の拡げ方を考えた時に悩みが出てきました。
私はHP制作に、一般の方もよく使うホームページビルダーを数年使い、その後プロも使うDreamweaver(けっこう値段が高い・・)を使ってきました。
そのなかで、私自身がクライアントの更新作業をするシステムだったので、これ以上クライアントが増えた時の作業量を心配し、なかなか営業をかけれない状態に陥ってしまったのです。
「うーん、なんとかお客さんが更新できるシステムにしないと…」
お客様自身が更新できる多くのメリットは、運営案内で十分に説明いたしましたのでここでは割愛しますが、一つだけ言うと、その業務のプロであるクライアント様自身が、自分のPCにてその場で考えながら文面を入力するということは、何にも代えがたいメリットです。
いろいろと調べるうちに、CMS(自分で更新できるシステムの総称)という仕組みを初めて知りました。そして、CMSのなかの多くの方法を調べ、手を出したりしましたが、最終的に世界で一番使われていて、日本語の参考情報も多そうだという理由でWordpress(ワードプレス)を選びました。
でも、このWordpressが簡単なようで、意外に難しい・・。
元々はブログシステムなので、これを一般的な公式サイトと呼ばれるような形にするのも、一苦労ですし、それをクライアント様が操作できるようなシステムにするのは、自分としてはかなり難易度が高いのです。
正直、ワードプレスを利用しだしてから1年くらいは悶々としていました。
多くのワードプレス用の書籍を購入しましたが、本の通りにやれば形はそれなりになるものの、それを自分がやりたいことにおきかえようとするとお手上げ状態。。
そして、毎度毎度ネットでワードプレスの情報を検索するたびに、やっと、見つけたのが高橋のりさんのWebデザインレシピというサイトです。
見た目は可愛らしいサイトですが、その雰囲気とは違い、情報量はすごい! ページ下部までひたすらスクロールです。(ちょうど、このサイトの運営案内みたいな感じですね。苦笑)
でも、文字は多いんですけど、すごく惹かれる文体なので、どんどん読めるんです。伝え方も素人目線にしてくれて、とにかくわかりやすく、「あー、この人、本とか書いてあったりしないかなー」と、アマゾンで検索。
するとあったんです。書籍や雑誌にも担当される執筆があったりと。そして、ワードプレスの事が書いてあったんです。やはり、わかりやすいんですが、ただ残念なのが、書籍の一部、雑誌の一部としてしかワードプレスの事が書いていない。
要するにさわりの部分だけなのです。
「あー、高橋のりさんがワードプレス専門の書籍を書いてくれたらなー」と心底願いました。そして、しょっちゅう高橋さんの情報やサイトを気にかけるようになりました。
すると、数か月後、
なんと高橋さんが本を出すというではありませんか!しかも書名が「基礎からのWordpress」!
「やったーー!」と心の声で叫び、即予約! まだかまだかと待っていたところ、予定より早く届くとメールが。発売日前に届くことが多いんですよねアマゾンとか楽天ブックスとかって。
手にしてみると、予想通り分厚い(笑)。ウェブデザインレシピの丁寧な説明と情報量をみていれば、全く想定内の分厚さ。
ぱらぱらめくってみると、なんだか難しそうだ・・・。でも、絶対この本だけはやり通すと誓い、(というのは他の多くの参考書籍は途中で投げ出したから・・)1か月半くらいで4回繰り返して読み、作業もその通りに進めました。
もちろん、短期間に4回繰り返したのは、エビングハウスの忘却曲線を意識したためで、池谷裕二さんの記憶本の教えのおかげです。
そして、あれほど意味不明だったワードプレスの仕組みが徐々に見えてきたのです。
今思えば、多くのワードプレス本は、最後の形までの達成感を味あわせるため、途中の難解な仕組みまでは取り上げてなかったのです。本屋でパラパラめくれば、思わず買ってしまいたくなるようなタイプの本です。難しそうな言語や仕組みをたくさん載せると、買ってもらえなくなる可能性も考えてのことかもしれません。
一方、高橋さんの本は、外見は可愛いですが、中はかなり難しそうな言語だらけ・・。これでは、中身をぱっと見で比較されたら、なかなか買ってもらえないだろうなという雰囲気に。
きっと、それでも仕組みを知ることが一番の近道だと、ご本人の考えを貫いた本に思えます。
例によって、内容はアマゾンに投稿して頂いて皆さんの投稿にお任せします。総じて好評ですが、ときどき否定的な意見もありますね。でも、私を含め多くの方が助けられる本だと思います。
この場を借りて、、
実は私、世の中でも早くこの本を読破した一人だと思います。発売日には読み終わっていたと思いますので。すると、気になるのがアマゾンの書評。なかなか誰も載せず、だったら自分がと思いつつも書いたことのない私には、なかなか前に一歩が出ない。
やっと、(といっても発売後3週間くらいだったかな・・)一件目の書評が5点満点で投稿され、なぜか安堵する自分。
当時書きたかった想いを、やっと今この場をお借りして、長々と述べることができました。
私にとって、夢へ向かう大切な知識と勇気をくれた本でした。
高橋さん、本を書いてくれてありがとうございます。もし、次の本が出たら絶対購入します!
(万が一にも、このページを高橋さんが見てくれたら嬉しいけど、もしそんなことがあったら、こっぱずかしいですね(汗))
※なんか他のページと違って、気合入った特別な終わりかたしましたね今回・・。すみません、著者が若くてきれいな女性なもので、浮足立った終わりかたをしてしまいました・・・。猛省しています。