神田昌典氏の非常識な成功法則

この本が一番の転機でした

神田昌典氏私は、10年前の27歳のときに悩んで悩んで会社員を辞めて、家業の小さな店を手伝うことにしました。

家業と言っても、すごいどん底の時期で、借金の額が売り上げ規模に対してとんでもないことになっていました。とにかく無我夢中で「まずはホームページを立ち上げる!」と、3,4か月間走り続けたある日のことです。

店までわざわざ足を運んでくれた元会社の後輩に、

「頑張ってますね。でも、本読んでますか? もし読んでないなら次回また来る時までに、必ず神田さんの本を読んでみて下さい。人生変わりますよ。もし、読んでなかったら大した覚悟ではないと判断しますよ。」

と、強引に勧められたのが自分にとっての転機でした。

もともと、退職して独立する人が多い会社で、彼もそのために退職したそうで、賢人の知恵を得るため、いろいろな本を読んでいるとのことでした。

私自身は、お恥ずかしながら27になるまで、啓発本はもちろん小説さえも全くと言っていいほど読んでなく、家にはマンガ本だらけという状態。。

でも、仕事への覚悟は本気だと示したかった理由もあり、「よし、そんなに言うなら読む!」と早速、一番売れてそうな「非常識な成功法則」という本を購入。ページを開くと、しばらく興奮して手放せない日が続きました。

「これだ! おれが求めているのはこういうことだ!」と興奮し、気づくと本の中は赤ペンだらけでした。

「読んで終わりの人が多い中で、勝者は行動した者のみ」というフレーズを頑なに信じ、目標を紙に書きだしたり、それをあらゆるところに貼ったりしていました。

後で知ることになりますが、

この神田昌典さんは、伝説的なコンサルタントで、自己啓発系の本を書いた人たちの多くが神田さんの本を沢山読んで、自らも本を書くまでになったそうですね。

一度、著者を好きになるとその著者の他の本もどんどん読んでみたくなりますよね。私も同じでした。神田さんの「非常識な成功法則」にはじまり、「あなたの会社が90日で儲かる」「成功者の告白」「60分企業断トツ化プロジェクト」とか、他にも読みましたけどどれも心に響きます。

本のそれぞれの内容までは、紹介していると日が暮れてしまいますし、多くの方の書評がアマゾンさんに載っているので気になったらぜひ読んでみて下さい。

きっと、経営者である皆さんのなかには、自己啓発本を読んでいる方が多くいらっしゃると思います。「本に対する想い」「本でこんな転機があったんだよ」と、人にはなかなか伝えられない感情があると思います。そんな想いをぜひお聞かせいただけたら嬉しいです。

私自身も、そんな想いを共有できるよう、これからもたくさんの本を読んで、向学心を絶やさないようにいたします!