マーフィー100の成功法則

心の理想的な在り方を教えてくれます

マーフィーおそらく、マーフィー氏は本を読む方なら何度も耳にする有名な方ですし、特に自己啓発系の本を好む多くの方が関連書籍を読んだことがあるのではないでしょうか。

もし、知らないという方のために私なりの捉え方で、簡単にご紹介をすると、

自分に自信を持って前向きに積極的に生きよう。うわべだけでなく、明確な根拠が無くてもいいから心の底から「自分はやれる。すべて上手くいく」と信じること。否定的なことを考えたり、言葉に出したりはせず、(繰り返しますが)根拠が無くてもプラスに考え、プラスの言葉だけ発すること。

これらを考え、生きることで、人生は思った通りの方向へ進んでいくという教えです。

でも思った通りに行かないのは、ほとんどの方が、マイナス志向の言動を発し、自ら足を引っ張るためだということです。

実際自分も意識はしているものの否定的な言動がでることがあります。でも、そのたびに「いや、違う。」とそれを打ち消す言葉を出すだけで大きく違うそうです。

ここまでざっと書いてすごく感じましたが、やっぱり、実際の本を読んだ方がはるかに心に伝わりますのでぜひ読んでみて下さい(苦笑)

実際読んだ事のある方は、潜在意識という言葉が

出てこないなと思いませんでしたか?

マーフィーの教えは、「潜在意識の力は強力で、潜在意識の有り様が人生の有り様になる」というような考えに集約されると思います。

私自身は、「あーそうか、潜在意識が重要なんだ!」と今は受け入れられるのですが、

本を全く読んでいなかった昔の自分や、マーフィーを知らない方にとって、「潜在意識」という言葉は、どうにも宗教のようなものを連想させて、壁ができてしまうように(自分には)思えるのです。だから、あえて潜在意識という言葉を上段では使いませんでした。

(潜在意識と言っても、言葉を変えれば、心の奥の自分の気持ちといった感じで身近なものなんですけどね。)

実際、私がいくつか読んだ本の中では、宗教自体の肯定も否定もされていませんでしたし、どの宗教がいいとかそういうメッセージも見当たりません。

でも、心に響いたのは、宗教に入っていようがいまいが、良い宗教だろうが悪い宗教であろうが、信じた方向に道は進んでいくという文言です。もちろん、信じた方向が悪い方を向いていれば、すごいパワーでそちらに向かってしまうので、だからこそ、良いイメージだけを心に抱いて良い方向へ進もうという事なんですね。

原点となる本が好きになった私

啓発本をたくさん読むようになってから、何年もあとのことですが(遅いかもしれませんが)、あることに気付いたのです。

それぞれの本の教えで、最終的に辿り着くところは、歴史上の人物たちが説いてきた教えだったり、たいてい同じような原点のところなんだと気付きました。

例えば、ナポレオン・ヒル、カーネギー、マーフィーだったり、7つの習慣というような本だったり、たいていそれらを読んで感銘を受けて成功した方が、言葉を自分におきかえてまた書籍にして教えてくれています。

そうすると、いろんな方の本を読んでいるうちに、言っていることの原点がいったい誰でどんな本なのか、そういう原点をしりたくなる自分がいました。

マーフィーを読んだきっかけもそうでした。

他のページで紹介している神田さんや池谷さんも、私からすれば多くの方の原点のような方に思え、お二人の本に書いてあることが、手を変え品を変えて世に出回っているように思えるのです。もちろん否定的な意味ではなく、すごい知識やアイデアが周知され拡がっていくのは素晴らしいことです。

神田さんの本を何冊も読みましたが、アイデアが突拍子すぎて、原点というか、参考にしているような考えや書籍のようなものは無いようにも感じます。むしろ、神田さんの本がたくさん売れた後は、やはり近い考えの本がたくさん出るようになったとは感じますが。

池谷さんのほうは、脳科学という分野ですから多くの参考書籍や論文が巻末に載っていました。ただ、難解な脳科学の事を、我々素人が分かりやすいようなレベルで周知してくれた第一人者のように、私は感じているのです。

実際、多くの記憶本ややる気をUPさせるという類の本を読みましたが、多くは池谷さんの本で読んだ内容につながるのです。そうすると、私にとっては、脳の専門家がその仕組みを理解して書いた記憶力強化ややる気UPの本が、一番良いと思えるようになっていました。

実は、本嫌いだった中学生時代からの友人が、

最近、尊敬する取引先の方に勧められた本を読んでから、どっぷりと本の魅力にはまってしまったそうです。月一でゴルフを一緒にやるんですが、会う度に、あれを読んだ、これを読んだと言い、次々に本を買っているようです。まるで何年か前の自分を見ているようです。

ならば、本の先輩である自分が「あの本はダメだ、この本から読んだ方がいいぞ。それに、こういう読み方がいい。」とか、いろいろ偉そうに言ってしまいそうになるところをグーっとこらえ、我慢しています(苦笑)

自分に合う本、合わない本、読み方なんて自分が経験して築くものですものね。だから、うんうんといってあまり批判めいたことは言わずに、話を聞いてあげることにしました。うーん、マーフィーの教えが活きてますかねー(笑)

あるとき、うんうんと話しを聞きながら、あまりに短期間にいろんな本を買っているので、ふと「一つの本を大切にしろよ。1か月以内に3,4回読んで自分のものにしろ」ともっともらしい上から目線の発言が・・・。

やはり偉そうに言ってしまいました。まだまだですね自分も・・。