8年前、起業する気持ちを大きく後押ししてくれた本
おそらく一般の方は、そうそうは手に取らないタイトルの本ですが、「すごい本だ！ ウェブに携わる人や起業を志す人は必読だ！」と、ネット上を賑わしていたので、読みたい！と思い即購入しました。
手にした時の率直な感想は、本の装丁は地味で、いわゆるジャケ買いはないなと思わせる本でした。中身のパット見も字も小さく少し微妙。とっかかりが大変かなと思わせる雰囲気。。
でも、内容は自分にとって最高でした！
なんていうのか、本を読む前にも、既にウェブ業で独立したいと自分なりに走り始めていたのですが、時々ふと「これでいいのか。大丈夫か！？」と、立ち止まり悩むことも多くありました。でも、そんな悩みを一気に解消してくれて、自分の道をいけばいいんだ！と思わせてくれる本だったのです。
朝のマクドナルドを大好きにさせてくれた本
この本を読んだ場所は、家から徒歩5分のマクドナルドでした。真冬でしかも早朝6時の開店に合わせ、まだ外が暗い中、白い息をはきながら、「うー、寒いっ。早く温かいマックで温かいコーヒーを・・」と思って歩いてました。
やっと、辿り着いたマック。でも、開店したてのマックもやっぱり寒い！
それでもなんのその。楽しみにしていたウェブ進化論を開き、どんどん引き込まれる自分。冬は特にありがたい朝日も差し込む中、読み進むにつれ、何度も興奮して身震いがおきるくらいの本でした。
「うーー。これでいいんだ！ やってやる。絶対やってやる！」と声を上げ、握り拳を上げたいいくらいでしたが、お客はまだ自分だけなものの、店員がいるのでやめておきました。。
本を読むときもそうですが、トイレや風呂にいるとき、あるいは散歩しているときなど、いろいろなアイデアが降りて来る瞬間を感じることがあると思います。一度、そういう経験をすると、その行為や場所が好きになったりしますが、私にとっては、それがまさに朝の人が少ないマックでした。
そのときは、マックで朝日を浴びながら、おかわりしたコーヒー（当時はコーヒーおかわり無料のマックでした）を飲みつつ、本当に多くのアイデアが降りてきたのです。
そこから、ほとんどゼロに近かったウェブ業の収入も、なんとか食べていけるくらいのものになり、マックでの読書が大きなきっかけとなったのです。
そうなると、もうマックが好きにならないわけがありません。「ありがとうマック！」と、その場にいた店員さんに言いたかったくらいです。
読んでいる方、大丈夫ですかね！？ ついてこれている方、いますかね？
まーいいんです。ブログは自己満足の世界ですから・・・（苦笑）。
他のページで紹介している神田氏やマーフィー氏、池谷氏の本を読んだ方に出会うことはあれど、なかなか梅田さんの本を、「おー、ウェブ進化論読んだの？おれも読んだよ！」とはなりません。もし、もし読んだことがあるという方は、ぜひご一報ください（笑）。
自分は今でも、ウェブ進化論を要約したB5の紙をトイレに貼って、それを眺めては刺激をもらっています。
例によって、内容はアマゾンの書評でご確認ください。今久しぶりにみてみたら、298件も投稿されているんですね（驚）。しかもすごく高評価。うーん、ですよね。よくわかります。